ビタミンの話

ビタミンのイメージ

マルチビタミン!?

私はかれこれ20年近く「マルチビタミン」というサプリメントを飲んでいます。
マルチビタミンは1日に必要なビタミンをぎゅっと1つにまとめたサプリメントです。

飲み始めることになったのは、確か、友人がお肌にいいとか健康に良いとか嘘か真実かわからないようなことを言っていたので、まぁとりあえず飲んでみようかと軽い気持ちで飲み始めてみたのですが、思いのほか安価なものであることと、なんとなく癖になってきて飲み続けていました。

効果なし??

特にこれといった効果は感じずに飲んでいたのですが、ふと、
(こんなに飲んでも何の効果も感じない、そもそもお肌に悩んでなければ健康に不安があるわけでもないのに何で飲まなきゃいかんのだ!)
と何やら面倒くさくなってしまいやめた時期がありました。
その結果、サプリメントを飲んでいたことに意味があったことに気づいたのです。

なんと、口の中に恐怖のあれができてしまったのです。

…そう、口内炎です。

口内炎

口内炎に苦しむ女性のイメージ

口内炎とは読んで字のごとく、口内にできる炎症です。
何種類かあるらしく、「アフタ性口内炎」という原因はわかっていないようですが、ストレスや免疫力の低下、ビタミン不足などで発生するものや、口内を噛んでしまったりしてできる「カタル性口内炎」というものがあるそうです。
私は幼いころから多分その両方の性質の口内炎に悩まされてきました。
何をしても痛い、何を食べても飲んでも痛いのです。しゃべっても痛い、何もしなくても痛いのです。
頬側の口内にできる場合はまだ良いのです…良くはないですが。
舌にできた時は本当に絶望でした。食事をする際、口内炎が頬側にできた時はもう片方の口内炎のない側で噛んで食べればどうにか痛みが軽減できたものの、舌にできてしまったときはどうにも逃げ場所がないのです。何を食べても痛みが襲ってきて身もだえます。
当時、母が気を使って麺類ならいけるだろうとラーメンを作ってくれました。直撃です。口内炎で初めて泣きました。母は痛みに苦しむ私を見て笑っていました。
荒療治ですが、口内炎の患部に塩を塗ると麻痺するから良いと母から聞き、試したこともあります。口内で火山噴火です。やめましょう。教えてくれた母は笑っていました。

ともかく、久しぶりにいくつもできる口内炎は久しぶりすぎて痛かったです。懐かしの感覚がよみがえってきました。何をしても痛い、何を食べても飲んでも痛いのです。しゃべっても痛い、何もしなくても痛い。口内で戦いが起こっているようです。劣勢にもほどがあります。

そこで、最近口内炎ができていなかった理由を探しました。
やり始めたこと、やらなくなったことを考え、そこでサプリメントに思い至ったのです。
それに気づいた私は再びマルチビタミンのサプリメントをドラッグストアに買いに行き、(口内炎よ、治れ治れ!)と願いながら飲み始めました。
すると再び口内炎ができにくくなってきました。小躍りです。

私のオススメ

それからというもの、口内炎で悩む人に出会うたび、マルチビタミンというサプリメントをおすすめしています。兄にもすすめましたが彼は飲んでいないようです。なぜなら、いまだに口内炎に苦しんでいるようですので。

余談ですが、私や私の母、兄などは口内炎に苦しみ続けている人生ですが、父は口内炎がほぼできたことがないそうです。できやすい人とできにくい人が共存している家庭です。
私たちが口内炎に苦しんでいる話をするたびに父は「可哀そうに」とにやにや笑っていたのですが、私ももう口内炎がほぼできない体を手に入れたので笑われることもありません。

私の場合はマルチビタミンのサプリメントが大活躍してくれているわけですが、そうではない方もいると思います。とりあえず、口内炎に苦しんでいる方は試してみるのも良いかもしれません。

サプリメント、マルチビタミンのイメージ

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