はじめに・・・
20代の頃、冬のお肌の乾燥に悩まされる事もなく、母親が「かかとがひび割れて痛い」と嘆いている事に、(痛いんだ…可哀そうだなぁ)くらいの気持ちしかなく、さほど興味がありませんでした。
30代も後半になりアラフォーという言葉が身に沁みつつある今、母親の先の発言を理解する時がこようとは思いもよりませんでした。
実際にかかとがひび割れたりは幸か不幸かまだしていませんが、先日、娘とこたつでぬくぬくしていた時に浴びせられた言葉にショックを受けました。
「ママの足がガサガサして痛い」
小学生の娘の足の裏は、かかとも含めてすべすべです。私もそこまではないにしてもガサガサなんてそんな…し、してる!!がさがさして足がおろし金のようになっているではありませんか。愕然としました。
ということで、以前美容のためにとやっていたかかとケアを忙しさにかまけてサボタージュしておりましたが、再び実践する時が来たようです。
そもそも今までかかとが気になったことがなかったわけではありません。
異変が生じたのは30代に入って少しの時でした。冬、ストッキングを履くときにストッキングがかかとに引っ掛かるような感じがあったのです。
その時は、(え?まだ30代だよ?かかとがひび割れる年齢でもないし少しケアすればどうにかなるよね…?)と軽い気持ちの片隅にかかとに苦しむ当時の母を思い出し、まずは調べなければ…とインターネットにかじりつきかかとのケアについて目を皿にして探し始めました。
なぜ!?
まずなぜかかとがひび割れてしまうのか?
皆様ご存じの通り、踵が乾燥していること、そして、角質が厚くなっていることが原因です。
かかとが乾燥している状態が続くとそのうちひび割れ、さらに何もしないままでいるとひび割れが深くなり、出血してしまうこともあるのだそうです。
乾燥はお肌に大敵と言いますが、私はお肌とかかとを同一視しておりませんでした。今考えてみればかかともお肌なのですが太ももやふくらはぎにはボディクリームを塗るにも関わらず、足首から下は放置していたのです。
ケアをしなければならない事にカサカサのおろし金かかとになってから気づいてしまったのでした。
そもそも年齢とともに代謝能力が低下し、油分が分泌できなくなってくるにも関わらず、そんな大事なことにも思い至らないとは…女性として如何なものかと自問自答です。
ともあれ、今からでもケアをすれば良いのです。
角質を落とし、潤いを与えればすべすべのかかとはいつか必ず復活するのです。
どうしよう・・・
私はまず某100円ショップに向かい角質を削り取る石を買ってきました。
お風呂に入る際、足をお湯でふやかし、かかとを石でごりごりこすってみました。
…き、気持ちいいい!石いいぞ!とこすりまくりました(※すべての角質を取る必要はないのでやりすぎ注意です)。
その後、角質を取った足は今まで以上に乾燥しやすいとの情報を得ていたので、クリームを塗り、塗布したクリームが落ちないように、靴下を履きました。
そのクリームですが、私は尿素入りのものを使用していました。
尿素は固くなった角質を柔らかくし、保湿してくれる効果があるそうなのです。
当時の私にはこの尿素がとても合いました。
しかし尿素入りクリームを長時間使用すると、角質薄くなりすぎる場合があるそうなので気を付ける必要があるそうです。
その他にもグリセリンやワセリン、シアバターなどが多く入ったものも有効だそうです。
角質を取り、しっかりと尿素入りクリームを塗り、塗布した尿素入りクリームが落ちないように靴下を履いて寝た次の日の朝の事です。
あらびっくり。全然違う…。かかとにはまだなんとなくおろし金の名残があるものの、すべすべ、そしてしっとりかかとになっていたのです。
さぁ!はじめよう!
当時のあの感動をもう一度味わうために、まずは再び某100円ショップにあの石を買いに行き、尿素入りクリームを入手しようと思います。こたつに足を入れても娘に嫌がられることのないかかとを、再び手に入れようと思います。
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